湯浅醤油 カカオ醤 ものづくり日本大賞経済産業大臣賞を受賞

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ものづくり日本大賞 湯浅醤油有限会社 経済産業大臣賞受賞
経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省は1月12日、「第9回ものづくり日本大賞」受賞者を発表し、湯浅醤油有限会社の新古敏朗代表取締役と工場長を務める湯川福雄製造部長は、伝統技術の応用部門で経済産業大臣賞を受賞した。
「ものづくり日本大賞」は、日本のものづくりを着実に継承・発展させていくため、第一線で活躍する方々を顕彰するもの。チョコの香りを持つ醤油「カカオ醤」を作るきっかけとなったのは、2014年イタリアで開かれた展示会。チョコレートは発酵食品だと知り、カカオ豆が発酵しているところを見てみたいとベトナムのカカオ農園へと向かった。持って行った麹菌で醤油のように発酵させてもカカオの香りが出ず、パイナップルなどを一緒に使うなど試行錯誤の連続。最初は熟成したカカオ豆を使っていたが、小さな未成熟豆を焙煎して使用することでチョコレートの香りがする醤油を完成させた。新古代表取締役らは、「選んで頂けるとは思っていなかったので、内定したと聞いて驚きました。この施設は障がい者が運営するカカオ発行会社で、未成熟豆でも売れると喜んでくれた。国が良くやったと言ってくれと思っています。日本や世界から醤油の発祥の地は湯浅だと言ってもらえるようにしたい」と話した。
「伝統技術の応用部門 経済産業大臣賞」
伝統的な醤油発酵技術とカカオ発酵技術を応用した、醤油の味とチョコの香りを持つ世界初の調味料「カカオ醤」を開発。カカオは通常廃棄されるか安価で取引される未成熟豆を使用し、SDGsにも配慮。醤油の旨味を利用し「カカオ=料理の世界の調味料」として新しい利用価値、マーケットを誕生させた。

カカオ醤 湯浅醬油

カカオ醤商品紹介 ▷ CACAOJANG (yuasasyouyu.co.jp)
自社オンラインショップ ▷ CACAO JANG | 湯浅醤油・金山寺味噌・生米麹の丸新本家 (marushinhonke.com)

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