第9回ものづくり日本大賞受賞品の展示会が、本日2023年3月8日(水)~15日(水)まで東京都内にある日本科学未来館7Fにて行われます。

「ものづくり日本大賞」は我が国の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくとともに、ものづくりを支える人材の意欲を高め、その存在を広く社会に知ってもらうことを目的に創設された表彰制度です。(本文抜粋)

世界初!醤油発酵技術をカカオに応用「チョコレート第5次革命カカオ醤」
受賞者 湯浅醤油有限会社 新古敏朗:他1名

伝統的な醤油発酵技術とカカオ(チョコ)発酵技術を応用した醤油の味とチョコの香りを持つ世界初の調味料「カカオ醤」。カカオは障害者雇用に配慮した農園の未成熟豆(通常は廃棄されるか安価に取引される)を使用しており、SDGsにも配慮された商品。飽食時代において糖質の取り過ぎによる健康被害が問題となっている中、砂糖ではなく醤油の旨味を利用し「カカオ=料理の世界の調味料」として新しい利用価値、マーケットを誕生させた。(本文より)

醤油もカカオも発酵食品という共通点から生まれた一品。同じ「発酵」ということから、カカオの発酵はどんなものなのかと興味を持ち、トモエサヴール主催のベトナムカカオ産地ツアーに参加。以後、そこで出会ったエリタージュのカカオ発酵施設代表アーノード氏と様々な実験を共にし4年の歳月を経て完成。

粒タイプは、カカオの粒子が荒く残っているのでテクスチャーと味のアクセントに。
ペーストタイプは、生チョコのようなペースト状。塗ったり和えたり溶かし込んで。

是非お時間ある方や近場の方は、日本科学未来館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

Previous post 湯浅町の広報にも「ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞を受賞」の記事が掲載
Next post トマトのファルシと 大根の金山寺のせ(野菜との相性も抜群。金山寺味噌)