2015年9月27日、28日 また、NHKの再放送で、何度も放送されました。
ツブパリ食感であまいおかずみそ。

『みそ汁に使う調味料ではなく、ごはんのおかずや酒のつまみとして食べるみそ「金山寺みそ」。

和歌山県の金山寺みそは、鎌倉時代に中国の径山寺(きんざんじ)から伝わって以来、760年以上にわたって受け継がれています。4種類の塩漬け野菜と、米・麦・大豆の3種類のこうじを混ぜ合わせ熟成させることで、複雑で奥深いうまみと甘みを生み出しています。夏、仕込みの最盛期を迎えた老舗を訪ね、おいしさの秘密に迫りました。 』という内容で放送されました。

丸新本家は、5代目 新古敏朗が、絶滅の危機にあった伝統野菜 丸なすの『湯浅なす』を偶然八百屋さんで見つけ、それで昔は金山寺みそを作っていたことを思い出し、全量買取り、金山寺みそを作ってみたらすごく美味しいことを再確認。地元の農家さんにお願いして育ててもらって、全量買い取りを約束しています。

湯浅なすは、普通のなすと違い栽培が難しく、光がまんべんなく当たるように 枝をV字につるして広げる栽培方法なんです。実は詰まっていてずっしりと重く、生でもりんごのようにほんのりと甘い。
金山寺味噌に入れると、もっちりとした食感になり、とても美味しくなるのが湯浅なすの特徴です。

湯浅なすを入れた昔ながらの金山寺味噌を守ることが、農家さんの収入にもなり喜ばれているだけでなく、伝統野菜を守ることにもなる。これを続けていくことが使命だと思っています。

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