2023年12月1日の日本食糧新聞に、フランス産有機原料を使用した
Bio白醤油完成の記事が掲載されました。

フランスの方だけでなく、日本にも逆輸入し販売を予定してます!
またその時にはご報告させてもらいます!

〈以下本文〉

仏で有機白醤油誕生 湯浅醤油

【関西】日本の醤油発祥の地、紀州湯浅から遠く1万km離れたフランスのボルドー地区で11月、湯浅醤油の技術を詰めこんだBio白醤油「SHINKO BLANCHE」(シンコブランシュ)が誕生した。

24年早々にはフランス国内流通と日本への逆輸入が実現し、来秋にはワイン樽で1年半寝かせたBio濃口醤油も登場する予定だ。日本の醤油文化の魅力を発信し続ける湯浅醤油が、美食の国フランスで新たな醤油文化の醸成に挑む。

フランス初の有機醤油製造プロジェクトは、湯浅醤油の新古敏朗社長と仏ボルドー郊外サンテミリオンのオーガニックワイナリー「シャトークーテット」オーナーのアドリアン氏らとのコラボ事業として2020年に始動。ワイナリーだった場所で23年春、伝統的な醸造方法にこだわる湯浅醤油の技術を元に、ワイン樽を活用した醸造タンクや麹ムロなどすべてを手作りし、度重なる機械故障や不具合を手直ししながら、フランス産有機の大豆と小麦、湯浅醤油の麴菌をステンレスタンクとワイン樽に仕込んだ。

今回、ステンレスタンクの醤油を絞り、半分を火入れし、半分をろ過殺菌して900ℓの白醤油が完成した。琥珀色と深い赤色が美しい2種類の白醬油を手に新古敏朗社長は「EU版有機認証の白醤油はおそらく世界初。甘みもあり、まじりっけがなく、色と風合いは完璧」と笑顔を見せる。

3月にボルドー市内で開業した同社直営レストラン「pavillon-yuasa」(パビヨン・ユアサ=湯浅のはなれ)ではすでに同醤油を使ったひと皿の提供も始まっている。世界中の和食好きが垂涎しそうな白醤油はラベル完成後に仏と日本で販売する。

来春には今回仕込んできた麹で白醤油を再び仕込み、24年秋に1年半醸造した濃口醤油とともに白醤油のロットナンバー2も絞る計画だ。「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されて10年、フランスでまもなく究極のBio醤油ブランドが立ち上がる。(深瀬雅代)

●湯浅醤油の白搾り(白醤油)はこちら
蔵匠 白搾り(だし無 白しょうゆ) | 湯浅醤油・金山寺味噌・生米麹の丸新本家 (marushinhonke.com)
またフランス産の白醤油が日本で販売することが決まりましたらお知らせさせていただきます!

Previous post フランス・ボルドーの雑誌に湯浅醤油㈲のレストランPAVILLON YUASAが掲載されました
Next post 贈りものの新定番!雑誌【CREA】にカカオ醤が掲載されました!